初めてホームページを作る
パーミッションの設定をする



初めてホームページを作る

「論よりRUN」とにかくはじめてみよう!

ホームページを載せるためのサーバーはゲットできていますか、ゲットできているものとして解説します。
え〜まだゲットできていない!その様な方はプロバイダーに問い合わせてみましょう。

これから説明するHTMLは柔軟で安全な言語です。少々のミスでは影響がありません、あなたの技術が向上し、CGIやSSI等の言語を使うようになったらそれなりに注意をされるでしょう。

ホームページを作る道具としてエディターとFTPの二つのソフトは必要ですね。
エディターは秀丸(4000円くらい)、http://hide.maruo.co.jp/から入手できます。
FTPはFFFTP、https://ja.osdn.net/projects/ffftp/から入手できます。こちらは無償です。
私は、両方とも使い勝手がとても良いのでお勧めです。
ホームページ開設の申し込みが済むと登録通知が届きます。
ダイヤルアップログイン名
サーバー名
ホスト名
FTPユーザーID
FTPパスワード
ホームページ使用容量
あなたのホームページURL
以上のような内容のものが郵送されてきます。
FTP等の設定は指示に従って行って下さい。
ではホームページを作ることにしましょう。エディタを起動して書き込んでみましょう。左側に行番号があります。その右側に以下のように書き込んでみましょう。(秀丸エディターの場合は最初に開くと1行目しか表示されませんがEnterキーを1度押せば1行増えます。)
1行目 <html>
2行目 <head>
3行目 <title>○○○○○</title>
4行目 </head>
5行目 <body>
6行目 </body>
7行目 </html>
以上でホームページの最低の形ができました。
 <html>はページの始めで</html>はページの終わりを意味しています。
 <head>は文の頭の部分で</head>はその終わりです。
 <title>は文字通りタイトルでホームページをお気に入りに登録すると、このタイトルが表示されます。

ただ今作成したプログラムはサバーにアップロードしても何も表示されません。表示する内容が書かれていないからです。さて、表示する内容を書き込んでみましょう。
表示したい内容は<body>と</body>の間(5行目と6行目の間)に行を増やして書き込みます。エディターを開いたときと同じように点滅するカーソルを<body>の末尾に置きEnterキーを押せば行が1行増えます。これからも表示したい内容は<body>と</body>の間に書きます。
増えた行に好きな文字を書いてみましょう。
書けたらFTPを使ってサーバーにアップロードするのですが、その前にただ今作成したプログラムにファイル名をindex.htmlとして貴方のパソコン内のディスクに保存しておきます。(何処に保存したか覚えて置いて下さい。)
FTPを起動してサーバーにアップロードするのですが設定や操作についてはFTPの説明に従って下さい。

FTPにアップロードする前にプログラムのテストをする方法があります。先ほど保存したファイルをエクスプローラで開いてみてください。エクスプローラに表示された先ほどのファイル(index.html)を右クリックして開くをクリックするとブラウザを開いたときと同じ表示になります。これで意図する表示になっているか確認できます。

*ここで重要なことを1つお知らせします。FTPを開いたとき既に"bin"というホルダーがありましたら絶対に削除しないで下さい。

さて、アップロードしたら貴方のURLに従ってホームページを開いてみましょう。表示されましたか?ミスタイプがなければ貴方の書いた文字が表示されるはずです。
ファイル名をindex.htmlのままアップロードした場合、URLの最後にこのファイル名を記述するのを省略することができます。
これでホームページの完成です。ということは、公開されたことになります。

しかし、こうなると早速やってみたいのが表示した文字の大きさや色を変えてみたい、写真を載せてみたいと思うでしょう。文字のタグはFONT、写真やイラストを載せるにはIMGタグを使います。これから色々なタグを使って楽しんで下さい。

追伸、ただ今説明した内容はあくまでも基本の形で門を開いたに過ぎません。このHTMLの言語は初めてプログラムを組む人にとって最適なミスタイプに強い優れた言語です。ときより間違えたまま気が付かないでいることがあります。多少の間違えがあっても正常なように表示してしまう優れものです。しかし、将来のため間違えはなくす習慣を付けておきましょう。色々な解説書をご覧になったり、ツールバーにあるソースの表示を使って他人のホームページを研究してみては如何でしょうか。

言っておきますが私のページは参考にしない方が良いですよ。頑張って下さいね・・・!




パーミッションの設定をする

CGIプログラムを実行する場合、パーミッションの設定は不可欠です。
FTPソフトによって記述方法に違いがあると思いますのでご承知おき下さい。

パーミッションの設定には2種類ございます。
データを書き込むような場合とプログラムのように実行する場合です。
設定する項目は3種類でオーナー・グループ・その他です。

オーナーはあなた自身のこと。
グループはそのままグループのことで殆ど必要がありません。
その他は一般のユーザーのことです。

この3種類の設定の中でそれぞれ読込・書込・実行の3種類が御座います。
まだ設定がされていないファイルに属性の設定(パーミッションの設定)をしようとすると既に読込が可に設定され、オーナーについては書込も可に設定されています。読込が可に設定されると「4」と言うことになります。書込が可に設定されますと「6」と言うことになります。実行を可に設定すると「5」と言うことになりますが、何か分かり難くなってしまいましたね。

つまり、実行が「1」で、書込が「2」で、読込が「4」と言う数値になっているのです。これを数値の代わりにチェックを入れるわけです。
従って、読込と書込を可に設定すると言うことは「4」+「2」=「6」と言うことになります。実行も可に設定すると「1」を足して「6」+「1」=「7」となるわけです。
従いまして、オーナーは読込も書込も実行もできなければなりませんので「4」+「2」+「1」=「7」と言うことになるわけです。(注)

グループは通常使用しませんので規定値の「4」のままで良いでしょう。

その他はプログラムファイル(CGI等)の場合、実行しなければなりませんから「4」+「1」=「5」となります。データの場合は「4」+「2」=「6」となるわけです。
データはカウンターやアンケートのデータを保存するファイルですから書き込む必要があります。そのため、「2」を足すわけです。お解りになってきたと思いますが、読込の「4」は読み込まないと何もできませんのでオーナでもグループでもその他のユーザーでも共通に必要なので既定値として設定されているわけです。

従いまして、1桁目がオーナーで2桁目がグループで3桁目がその他というわけです。これを表にすると次のようになります。
プログラムの場合
オーナー グループ その他
読込
書込
実行
合計
データの場合(書込が必要なファイル)
オーナー グループ その他
読込
書込
実行
合計
以上のようになります。従って、表の合計の数値がプログラムは755となり、データは666となるわけです。
パーミッションを設定するソフトには合計欄は御座いません。
「0」はチェックを入れない又は空白となります。

(注)オーナーの設定について少し詳しく申し上げますと
データの場合、「6」でも良いのですが、「7」でも実害はありませんので常に「7」と設定しておけば良いでしょう。
プログラムの場合、オーナーは当然実行の設定はするのですが、書込は必要ないように思えるかもしれません。しかし、プログラムの変更などで更新する場合があるので書込ができなければなりません。従って書込の「2」を設定して「7」とするわけです。

私はやったことがありませんが、書込の「2」を設定しない場合どうなるか?勇気のある方試してみますか?責任は自分で取って下さい。

余談ですけどプログラムの設定でグループとその他は書込が「0」になっています。この訳は「2」を設定するとプログラムを不特定多数の者が変更できることになってしまいます。従って、チェックをしないで「0」としておく訳なのです。


ホームページが出来ると誰かに見てもらいたくなります。
誰かに見てもらうには検索サイトに載らなくては検索されません。
そこで一番の早道は既に載っているホームページにリンクしてもらうことです。

ほんじゃま、頑張ってね!!!